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2008年11月19日登場。同年11月26日発売。従来型(Z11型)のキープコンセプトとしながらも、使い勝手と室内空間の向上を狙って従来のBプラットフォームの改良版が採用された。全長を+160mm、全幅を+25mm、全高を+10mm、ホイールベースを一気に100mm拡大した結果、一回り大きくなったが、それでも日本市場がメインとされるため5ナンバーサイズはキープされている。尚、今回のチェンジで3列シートの「キューブキュービック」は廃止された。

エクステリアは直線を基調としながらも直線を極力使わずに曲面を多用することで”豊かさ”を強調。デザインモチーフに「ブルドッグがサングラスをかけた姿」を挙げるなど愛嬌のあるキャラクターをも目指した。左右非対称デザインの横開き式バッグドアやリアコンビランプは継承され、一目でキューブとわかるデザインとされた。一方、インテリアに関してはジャグジーをモチーフにしつつも随所に波紋のアクセントが採り入れられ、波打つようにラウンドしたインパネ周りがバスタブのカーブのような開放感を演出している。また、コンパクトクラスでは珍しい縫製シートも採用し、シートバックの高さやクッションの厚みと長さを拡大。従来型以上にリラックス出来る座り心地を追及している。

エンジンに関しては従来、FFモデルがHR15DE、e-4WDモデルがCR14DEと分かれていたが、今回から全車がHR15DEにエクストロニックCVTの組み合わせとなった。尚、HR15DEは吸・排気効率を高め、エクストロニックCVTにはオイルウォーマーを装着するなどして省燃費化対策も施されている。勿論、2011年度の義務化に先駆けJC08モードに対応している。なお、リアには2代目ティアナ以降の車種に、採用されている「エクストロニックCVT」エンブレムがつけられた。

また、キューブ初の試みとして障子をモチーフにした「スタイリッシュガラスルーフ+SHOJIシェード+ロールカーテン」(上位グレードのみ標準)やプッシュエンジンスタートシステムも新たに設定された。

従来型で人気だったオーテックジャパン架装車「Rider」や「ライフケアビークル (LV) 」はこのモデルでもラインアップされている。

今までは日本市場専売だったが、今回から北米(2009年年春)や欧州(2009年秋)でも発売予定。尚、日本での発表同日からアメリカで開催された2008ロサンゼルスオートショーでは現地の保安基準に適合した北米仕様も公開された。日本仕様と比較するとコラムシフトがフロアシフトに、フロントシートがベンチシートからセパレートシートに、そして前後バンパーのデザインが変更されている。また、エンジンはヴァーサと共通のMR18DEを搭載し、6MTも選択可能となっている。

また、キューブ初登場となる左ハンドル仕様については、リアバックドアが右ハンドル仕様の場合、左ドアハンドルの右開きになっているのに対し、左ハンドル車は右ドアハンドルの左開きになっていて、後方からは遠目でも違いが分かる。(ハンドル位置によってドアのデザインが逆になっている。)

2008年12月9日、外装色:クラフトダンボール、内装色:ラウンジブラウンの組み合わせがオートカラーアウォード2009のファッションカラー賞およびインテリア部門賞を受賞。

日産:キューブ情報
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